本との出会いが変わる場所 〜 独立系書店の楽しみ方 〜

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ライフスタイル

こんにちは、子供のころから読書好きの さくらぶんた です♪
今回は、独立系書店についてのお話です。

『独立系書店』は、いわゆる個人書店のこと。
最近の個人書店は、私が子供のころに抱いていた「町の小さな書店」とは、少し違うようです。

読書好きの方や、「また本を読んでみようかな」と思っている方、
本屋さんに行っても読みたい本がなかなか見つからない方は、ぜひ最後まで読んでみてください☘️
もしかしたら、子供の頃にワクワクして書店に行っていたあの気持ちを、思い出せるかもしれませんよ🎈

独立系書店は何が面白い⁉️

書店といえば、大型書店を思い出しますよね。
紀伊國屋書店、ジュンク堂、蔦屋書店……

こうした大型書店に行けば、最新の本や雑誌はもちろん、ジャンルもほとんど揃っています。
あるいは、ネットでポチっとすれば、本はすぐに手に入ります。

私もそう思っていました。

月に数回、大型書店に足を運んで、気になる本を数冊買うのが楽しみでした♪
これはこれで、十分楽しい時間です。

でも、少し規模が小さい独立系書店、いわゆる個人書店には、また別の面白さがあります。

それは、「店主のこだわりがつまった本棚をのぞく楽しさ」です。

つまり、言い換えると**「本はすでに店主が選んでくれている」**ということ。

あなたがその書店に足を運んだ時、きっとあなたの好みと店主の好みは、ほぼ重なっています。

店の本棚に並んでいる本は、いずれあなたの本棚に並ぶ本になるかもしれません。

ちょっと大げさかもしれませんが、ネットや口コミで見つけた書店は、少なからず自分のテイストに合うはずです。
だから、店主が選んだ本は、手に取らずにはいられない魅力にあふれているのです💡

本の返品期限

本には、返品期限(仕入れから約4ヶ月程度)が設けられており、大型書店でも個人書店でも、期限内であれば出版社に返品できます。

本を返品すると、棚にスペースができ、そこに新しい本を入荷することが可能となります。

大型書店であれば、より新しい本を入荷して商品をリフレッシュするのは当然のこと。

そのため、どこの書店に行っても、並ぶ本の顔ぶれは新刊ばかりになりがちです。
大型書店ばかりをめぐり歩いても、あまり大きな違いを感じられないこともあります。 

自分にとっての新しい本

その点、独立系書店では、新刊はもちろん、新刊ではないけれど状態のいい本、そして古本まで手に入ります。
店主が同じテーマで厳選して集めた本が、きれいに並んでいるのです。

例えば、私は「環境」をテーマにした本を読むことが多いのですが、大型書店で本を探すと、大型書店で探すと、どうしても新刊から選ぶことになってしまいます。

すると、1972年に発行された『成長の限界』のような名著に出会うチャンスは、ほとんどありません。

でも、古本も扱う独立系書店ならどうでしょう。

環境をテーマにした本棚には、新刊の本と一緒に、この『成長の限界』が並べられているかもしれません。

自分では探しきれない、ジャンルや本に詳しい店主が選んだ”珠玉のコレクション”。
その集大成が、店の本棚にぎっしり詰まっているのです☆彡

 

新しいジャンルとの出会い

また、自分がこれまで触れてこなかった新しいジャンルとの出会いもあります。

みなさんは普段、どんな本を読んでいますか?
まったく興味がないジャンルだと、書店の本棚を素通りしていませんか?

私は普段、小説や詩集はあまり読みません。
書店に行っても、手に取ることすらほとんどないのです。

馴染みのないジャンルだと、特に大型書店の広い本棚から、自分にあった本をみつけるのは意外と大変です。

でも、独立系書店は違います。
広さには限りがあります。棚に並ぶ本の数にも限りがあります。
そのかわり、店主が厳選した本がギュッと詰まっているのです。

つまり、すでに選びぬかれた本が眼の前に並んでいるということ。

私の経験で言うと、何となく「詩集を読んでみたいな」と思って入った書店で、数冊の本をぱらぱら見ていると、店主がそっと近づいてきて、詩集の選び方や著者の背景を教えてくれました。

そのとき選んでもらった本は『いつかたこぶねになる日』。

私がこれまで最も関心のなかった「漢詩」を扱った本です。
でも、著者の小津夜景氏のエッセイとともに紹介されていて、私が勝手にイメージしていた漢詩の固苦しさはなく、さらっと読めるのがとても気に入りました。

店主のおかげで、こんなにあっさりと漢詩の世界に入れるとは思いもよらなかったのです。

ジャンルが増えると、読書の楽しみの幅もぐんと広がりますよね♡

まとめ

独立系書店の魅力は、他人(店主)の本棚を見せてもらうようなワクワク感にあります。

そして、自分の本棚も同じように本を増やしていきたいという気持ちも、自然と芽生えてきます。

店主と自分がそのお店にいるだけで、間違いなく「本好き」の人の集まりの場が、その空間にできあがるのです。

迷惑にならない程度に(多分、大丈夫)、ぜひ店主に声をかけてみてください。
自分にあった本を探してもらったり、未知のジャンルを教えてもらったりすることで、きっと読書の世界がもっと豊かになります。

さらに言えば、ネットでは本を見比べる機会はあまりありません。
知らなければ比べようがないからです。

でも、本屋なら手にとって比べることができます。
少しだけ中身をのぞいてみることもできます。(もちろん、マナーは守りましょうね)。

お店ごとにテイストの違う選書がある書店をめぐるのも、きっと楽しいはずです(*^^*)

「行ってみたい!」と思った方は、ぜひ検索してみてください。
『この辺 独立系書店』で検索すると、新しい出会いが待っています。

最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。

この記事でご紹介した書籍です⏬️

独立系書店について書かれた本⏬️


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