いたばし国際絵本翻訳大賞に挑戦しよう 

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翻訳

毎年恒例の『いたばし絵本翻訳大賞』が2024年も始まりました!

翻訳を目指している方、英語の実力を試してみたい方、学生の方でも誰でも
参加できますので、是非今回の翻訳大賞を受けて見て下さい。

人気の企画なので、申込みは先着順となっています。
気になる方は、すぐに公式サイトでチェックしてみてください。

ここからは、「いたばし国際絵本翻訳大賞」がどういうものか、
簡単に説明したいと思います。

いたばし国際絵本翻訳大賞とは

板橋区立図書館(東京都)が主催している英語とイタリア語の絵本の翻訳コンテストです。

公式サイトはこちら
いたばし国際絵本翻訳大賞|板橋区立図書館 (city.itabashi.tokyo.jp)

このコンテストは、1992年より始まり、2024年は第31回目となります。

さくらぶんた
さくらぶんた

2006年の第13回から参加してます。(途中数回抜けてます)

絵本の翻訳は、思った以上に難しくて、楽しい♪

誰でも応募できるの?

誰でも応募できます。
学生の方でも可能です。「中学生部門」の応募もあります。
海外から応募されている方もおられます。

ただし、以下に該当する方は応募できないです。

応募できない方
・過去に翻訳作品(電子含む)を出版した方
・過去に同コンテストの同部門で大賞を受賞した方

応募方法

開催のおしらせは、毎年8月下旬~9月初旬頃に公式サイトより
掲示されます。

前回応募された方(希望者のみ)には、封筒での案内もあります。

応募方法
・公式サイトから(←おススメ)
・往復はがき

墓募集人数に制限があるので、先着順となるため、できればサイトからの応募が
おすすめです。

大体1週間か2週間くらいで事務所から応募番号と参加費用の振込先の連絡があります。

共訳で応募できる

共訳というのは、複数人で翻訳するタイプのことです。
代表者の名前で応募します。

両部門とも応募できる

翻訳する言語は、英語とイタリア語の二部門あります。

どちらかの応募でも、両方の応募でも可能です。

参加費用

前回(第30回)から少し値上がっていました。

参加費用
・英語部門   : 5,900円(定員1000人)
・イタリア語部門: 5,700円(定員300人)
(原書代、郵送代、消費税含みます)

振込後に事務所から郵送で応募要項と原書が送られてきます。

締め切り

申し込み受付:2024/10/31 (定員到達次第終了) お早めに!

入賞に選ばれると

入賞の対象は、最優秀翻訳大賞、優秀賞、特別賞、入賞があります。

入賞者の作品は、主催者側で公開されます。

今までの経緯で見れば、最優秀翻訳大賞に選ばれると、日本語版で本が出版される際に、
翻訳者として名前が掲載されます。

ただし、日本語版の出版は、主催者側で確約されていないそうです。

さくらぶんた
さくらぶんた

今年こそ最優秀翻訳大賞とりたい❣

最優秀翻訳大賞の受賞者になって、翻訳者として名を残したいですね(#^^#)

いたばしボローニャ絵本館

板橋区立中央図書館(2021年3月新規開館)内に、「いたばしボローニャ絵本館」があります。

公式サイトはこちら↴
いたばしボローニャ絵本館|板橋区立図書館 (city.itabashi.tokyo.jp)

板橋区と北イタリアボローニャ市との交流から、この翻訳コンテストの開催に
つながったそうです。約100カ国、70言語の絵本が揃っています。

機会があれば、開館時間内に訪問してみて下さいね。

第31回いたばし国際絵本翻訳大賞

2024年第31回の開催のお知らせは、こちらの公式HPにあります↴
https://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/bologna/honyaku/2000179.html

英語部門に応募しました

今回も英語部門に応募しました(#^^#)

原書は『LALA’S WORDS』です。

イタリア語部門は『Vorrei un tempo lento lento

*コンテストに参加する方は、参加費に原書が入っているため、事務局から
 絵本が送付されてきます。

イタリア語にも興味があり、こちらも応募したいなと思っています。
どちらも日本語訳にするので、原本の言語にこだわる必要はないかも
しれないですね。

過去の翻訳大賞の作品

これまで応募した作品の一部

過去に行われた翻訳大賞の原作と翻訳本を紹介します。
原書と翻訳があれば、翻訳の最高の勉強材料になりますね。
翻訳本は、図書館でも入手できることもあるので地域の図書館サイトを
チェックしてみるのもいいですね。

第30回

英語部門 『If I Had a Little Dream』

英語部門の翻訳版『ちいさなゆめがあったなら』

イタリア語部門『IMMAGINA UN POSTO』

イタリア語部門の翻訳版『どんなところかあててごらん?』

第29回

英語部門 『Wish』

英語部門翻訳版 『ゆめわたげ』

イタリア語部門 『Prima di dormire』

イタリア語部門翻訳版 『きみにおやすみをいうまえに』

第28回 

英語部門 『HOME IN THE WOODS』

英語部門翻訳版 『森のなかの小さなおうち』

イタリア語部門 『Il giardiniere dei sogni』 

イタリア語部門翻訳版 『おはなしのたねをまくと・・・』

第27回

英語部門 『Leaf』

英語部門翻訳版 『もりにきたのは』

イタリア語部門 『Oggi no domani sì』

イタリア語部門翻訳版 『きょうはだめでもあしたはきっと』

公式HPに過去のタイトルリストがあります↴

(city.ithttps://www.city.itabashi.tokyo.jp/library/_res/projects/project_lib/_page_/002/000/098/titlelist20230822.pdfabashi.tokyo.jp)

きじとら出版

いたばし国際絵本翻訳大賞の絵本を多数取り扱っている出版会社の公式HPを
以下に紹介します↴
きじとら出版 (kijitora.co.jp)

きじとら出版を創立された小島明子氏は、いたばし国際絵本翻訳大賞の
大賞を受賞された方です。
出版会社を立ち上げて、ご自分が翻訳された本を出版されるって
すごい行動力だと思います。
大賞を取って、いつか自分の訳した本が出版されるのを夢見る
応募者の受け皿を造ってくれているといのは、有り難いです。

絵本の翻訳に関する参考書籍

私がいつも絵本を翻訳する際に参考にしている本をご紹介します。

絵本の翻訳について、分かりやすく丁寧に解説されていますので、絵本翻訳のことがよく分からない、という方にもおすすめです。

まとめ

今年も応募できることに感謝しつつ、今回こそは大賞をねらいたいと思っています。

翻訳は「十人十色、訳者の数だけ翻訳がある」と言われているように、
今回もさまざまな翻訳がでてくるのでしょうね。

興味がある方は、是非一度参加してみて下さい。
絵本翻訳ならではの独特の世界を楽しめると思いますよ。

いつか訳者として、自分の名前が掲載された翻訳本が出版される日を夢見て、
皆さんも挑戦してみてくださいね(^^♪

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