読解力が全ての基礎 ~子育ての方針~

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ライフスタイル

我が家の子育ての方針を少し紹介します。

一番大事にしていることは、「本を読む」です。タイトル下の写真は、キッチンに作った簡易本棚です。ブログ用に手持ちの子どもの本を飾っていますが、本来はその週に図書館で借りた本を並べています。

勉強部屋は作らない

勉強部屋に限らず、家を建てる際に決めていたことは、部屋を仕切らないことです。

薪ストーブを設置する際に、仕切らない方が効率が良いというのもあったのですが、子どもたちが走り回れて、どこにいても見えるようにしたかったので、各部屋に壁や扉の仕切りがありません。玄関入ると、我が家の間取りが一望できてしまいます。

仕切りたい場合は、後から家具でいくらでも仕切ることは出来ます。

子供の年齢に応じてそれぞれのスペースを変えたり、高さを変えることで自由自在にレイアウトできます。

テレビを見ない

これは周りの反響が大きかったのですが、意外と簡単でした。

物理的にテレビを1階のリビング(我が家は2階にキッチン、ダイニング、リビング)に移動したことで、普段の生活からテレビをなくしました。

ネットの映画やDVDを観る用にテレビ自体はあるのですが、映画鑑賞する時は家族全員で一緒に観ます。

誰かが自分が見たいときに、勝手にテレビをポチっとつけるといった環境ではないです。

普段の生活では、ワイヤレススピーカーで家全体にBGMが流れるようにしています。

家事をする

お手伝いではなく、もはや家事レベルで家の仕事を子どもたちがこなしています。

家事をすることで、「効率よくできないか」といった工夫を考えることも利点です。

現在小5のモモは、休みの日の朝食を全部作ります。

パン焼き器を使いますが、前の日の晩からパンを仕込むところから、モモの朝食づくりが始まります。

現在小3のリラは、食器洗いが母の私より早く綺麗に仕上げます。

週末は図書館

読書は、人生を通して必要です。

子どもの頃から本に興味を持ってもらえるような環境づくりを考えてきました。

テレビを見ないのも、その一環です。もちろん、ゲームも。

読書をすることで読解力が身につけば、他のどの教科にも強くなります。

親の教養にも限界があります。本なら、どの分野も学ぶことができるし、思春期の悩みに寄り添った本に出会うこともできます。

我が家では、ちょっと休憩がてらに本が読めるように、どこにでも本を配置しています。

週末のおでかけには、図書館にも必ずよります。

図書館で子どもが読みたい本や、親として読んでもらいたい本を選ぶようにし、その中で手元に残したい本を書店で購入するようにしています。

子どもたちの誕生日には、本屋に行って「自分の好きな本」が買えることにしています。

この「本」には、漫画は含まれません。

読書を習慣づける一番の方法は、親も常に読書する姿を子供にみせることです。

お菓子の制限

我が家では、アメ、チョコ、スナック菓子、ジュースを小さい頃から与えていません。

避けている理由は、これらに含まれる大量の「精製砂糖」や「添加物」です。

幼稚園や学童保育で出されるおやつに至っても、理解してもらって、違うものにしてもらっていました。

この「お菓子制限」効果は、小5のモモと同級生との体格を見比べると明確に表れているように思えます。

ちなみに、我が家の子ども二人とも、クラスでダントツに足が早いです。これも「お菓子制限」効果だとひそかに思っています。

お小遣いはポイント制

我が家のモットーは、「働かざる者食うべからず」です。

家事の内容にポイントをつけ、ポイントシートがいっぱいになったら、現金化できるシステムを作りました。

例えば、食事の片づけ(食器洗い、テーブル拭き、食器拭きの全てを含む)は、20P/回、風呂掃除(浴槽、床、排水溝)は、40Pといった感じです。

1シート3000ポイントが満点で、1P=1円制度です。

ちょっと割りに合わないかもしれませんが、家事を毎日こなしている子どもたちは、結構早めに3000円をゲットします。

このお小遣いの使い道は、あまり口出ししないようにしているのですが、何を買ったかは教えてもらうようにしています。

このお小遣い制度で、子どもたちに「お金のしくみ」を年齢に応じて、教えています。

お小遣い帳の書き方、消費税のしくみ、借金(親に)返済のしくみ、金利のしくみなどです。

いずれは税金のしくみなどを教えるつもりです。

税金のしくみを早くから理解できれば、将来の働き方について考える際の、判断材料の一つになります。

生き物を飼う

我が家は、野生の生き物からペットショップで購入した生き物まで多種多様にいます。

文鳥、フトアゴヒゲトカゲ、ヒョウモントカゲモドキ、ロシアリクガメ、ザリガニ、カエル、カナヘビ、イモリ、メダカ、ヌマエビ、ビーシュリンプ、クワガタ、カブトムシ、コオロギです。

野生で捕獲できない生き物は、自分のお小遣いで貯めたお金でペットショップで買いました。

自分の担当する生き物の世話は、全て各自でします。

学校へ行く朝は、生き物の世話で大変忙しいです。

おかげで子供たちは、早起きになりました。

自分の思い通りにならなかったり、食べ物や健康管理など、生き物を通じて学ぶことがたくさんあります。

ケージを親と一緒に工作するのも、生き物を飼う楽しみの一つでもあります。

生き物の日々の様子を、観察日記として記録することも、飼うときの条件にしています。

また、避けては通れない生き物の「死」を経験することも、大事な学びとなります。

特定のスポーツをしない

成長期に特定のスポーツを長期ですることに、疑問があります。

自分たちが小学生の頃、毎週末厳しい練習や試合を重ねて、特定の怪我(肘の怪我など)をした経験があるからです。

子どもたちには、スポーツ根性ものの練習よりも、できるだけ色々なスポーツを経験させてあげる方がよいと考えています。

家ではランニングと筋肉トレーニングを、外ではダンスや水泳、ボルダリング、バドミントン等、月に一、二度くらいの軽い感覚でスポーツを楽しませています。

まとめ

ざっと紹介しました。中には、周りから「可哀そう」と言われる(特にお菓子)こともありますが、それはあくまで他人の意見。

その言葉に振り回されないで(時にはアドバイスとして聞きながら)、自分たちのしっかりとした信念を持って子育てしたいと思っています。

間違っていると思ったら、すぐに軌道修正すればいいのですから。

東洋医学の先生にモモを診てもらった際に、「モモちゃんには苦味が必要です。たまにはチョコレート食べさせてあげてね」なんて言われ、買ってあげたのが、カカオ95%のチョコレート。小5にして初めてのチョコ体験をしたモモは、「チョコって美味しい!」と感動していました。これが、チョコレートを幼少期から食べなかった子が感じるチョコの美味しさです。幼少期からあま~いチョコを食べまくっていた私には、苦くて食べられません( ;∀;)

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