田舎のライフライン ~意外と高くつく⁈移住前に確認すべき事~

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お金

これから地方に移住しようと思われている方は、是非最初に考えて欲しいことがあります。それは、意外と生活費が今の暮らしより高くなってしまう可能性があるということです。ライフラインの基本料金となれば、毎月の”固定費”となります。ここは、十分に調べて損はありません。

我が家の失敗

まずは、この下調べをしなかったために、実際に住んでから知る諸々の経費に焦ってしまった我が家の失敗の原因を考えてみました。


1.転勤族だった

転勤族で引っ越しを何度か経験していたので、移住することにも対して抵抗がなかったのですが、これまでの引っ越しは、県をまたいでいても、いわゆる町から町の引っ越しだったので、さほど生活費に大した違いはなかったので、移住の際に十分に調べなかったのです。

2.土地代や家(新築)のお金ばかり気にしていた

新築を建てることにしていたので、どうしても土地代や家の建築費にかかるお金にばかり注目していました。また、住宅ローンを組む際に、ベースとなる生活費の算出は、移住前での生活費を想定していました。

3.寒い土地の方が暖かい土地よりお金がかかる

今の我が家は、標高500mの土地です。つまり、冬は積雪量の多い土地。「冬に子供が雪遊びできるなんて楽しみ♡」くらいの軽い考えでした。でも、寒いということは、暖房費(光熱費)が他よりかかり、これまでの町ぐらしと違い、冬には冬用タイヤが必須となることで、車への経費も余計にかかるのです。

実際に何がどのくらいかかっているのか、我が家(戸建て/4人家族)の状況をご参考までに。

光熱費

電気:10,000~20,000円 /月(夏と冬で変動)
*太陽光発電なし *電力自由化の恩恵もなし

ガス:0円(都市ガスはなくプロパンガスしかないが、我が家は未設定)

薪ストーブ:5,000円/月(冬しか使わないので月割り計算した場合)
      設置には100万ほどかかりますが、暖房費対策には最適です。
      ワンシーズン5万くらいの原木代がかかりますが、自分で山を所有できれば0円!

水道

上水:3,000円/月 
下水:6,000円/月 
(*浄化水槽の場合は、別途点検費用がかかってきます)

税金

「所得税」と「住民税」は、地域によって違いがあります。地域によって年収別で計算できるサイトもあるので、ざっと計算しておくといいと思います。

固定資産税:こちらも地域差があります。土地と家を買った後に固定資産税の請求がくると、知らない 
      とびっくりしますので、事前に計算して予算に組み込んでおいた方がよいです。毎年発生
      します。
      (*土地を取得すると「不動産取得税」がかかりますが、こちらは1回のみです)

交通

公共交通機関は、ほぼ機能していないです。成人の人数分の車が必要となります。
車の台数分の維持費や税金がかかり、地元のガソリンスタンドで入れるガソリン代は割高です。

また寒冷地ともなると、冬用タイヤが3年に1回は買い替えとなります。しかも車の数(2台)分。

凍結防止剤の塩分に車体の底が錆てボロボロになってしまうので定期的に塗装メンテナンスの費用もかかります。

また、イノシシやシカに遭遇して車が大破するなんて話も、田舎あるあるです。我が家も軽自動車級のイノシシ(このクラスのイノシシは、「○○山のヌシだ」と地元の人に識別されている)に遭遇し、夜中にロードサービスを呼ぶはめになりました。

ネット

一番困ったのは、ネット環境です。光ケーブルとか全く通ってない地域で、「ケーブルテレビ」の一択になります。テレビ回線が主体の契約で、オプションでネットを契約します。「我が家は、テレビを見ませんから、ネット回線だけがいい」というのは、請け合ってもらえません。

このネット回線(最低速度2Mの場合)込みのテレビ基本料金で約6,000円/月(NHK料金別)かかります。

移住してしばらくすると、よくある光ケーブル等の勧誘の電話がかかってきますが、地域名を調べてもらうと、どこも「サービス範囲外ですね」と業者の方からお断りされます((+_+))

ゴミ

ゴミの出し方は、本当に要注意です。焼却施設を持たない地域なので、指定ごみ袋の料金が割高です。毎日出るゴミの収集袋の一枚あたりの差額が数十も、トータルで考えると結構な金額になります。また、粗大ごみの引き取り値段(自分で持ち込んでも有料)が高いです。他には、ゴミとして出せないものが意外とたくさんあります。対策として、コンポストを自宅に設置することや、何かを購入する際に、捨てることも意識して買い物をする必要があります。

まとめ

個々でみると、大したことが無いように見えますが、毎月の固定費と考えると軽視できません。こうした制限があるなかで、自分たちで見直せる固定費をひねり出す必要があります。こういった生活費は、自治体のHPではなかなか分かりにくいので、先に移住してきた先輩移住者を見つけ、思い切って訪ねてみるのも手です。移住後にお友達にもなれます。他には、移住に積極的な地域では、助成金が充実しているので、移住先の自治体のHPを自分で確認する必要があります。助成金には、条件や期限が設けてあるので、しっかり調べておくことをおすすめします。

地方は意外とお金がかかりますが、豊かな自然、綺麗な空気や水、子どもたちが車を気ににせず自由に遊べる場所がある、といったお金では買えないプラスの面もあります。どこに移住するのか考えるのは、家族で価値観を確認しあうよい機会になると思います。

我が家が移住する際にポイントとなった一つが、このリビングからの眺めです↓