投資する前に本を読むべき理由 ~ 株価変動に動じない心を得よう ~             

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思考法

アクティブ投資だけを20年間続けてきた結果、売るに売れない塩漬け株を持てあまし、

前にも後にも進むことができなかった私が、書籍『ほったらかし投資術』に出会って

インデックス投資を始めたことで、ストレスフリーな投資生活を送れるようになりました。

是非皆さんにも、投資に対する哲学を知り、日々変動する価格にも動じない心を得て、

快適な投資生活を送ってもらいたいと思います。

結論

ほったらかし投資術」(インデックス投資)は、投資初心者でも(投資初心者だからこそ)

実践可能な投資方法だと思います。

いわゆる中級者(自称)の私や上級者の方にも、改めて考えてみてもらいたい

投資方法だと思います。

ただ、無リスクではない投資だからこそ、しっかりその仕組みや哲学を

勉強してから始められることを、お勧めしたいです。

そういった観点から、この書籍の著者ら(山崎元氏と水瀬ケンイチ氏の共著)が持つ、

長年の経験から推奨されている「ほったらかし投資術」を、私はお勧めしますし、

自分でも始めました。

投資初心者の方の読む順番

投資初心者(と思われる方)であれば、第1章から読むことはオススメしません。

なぜならば、専門用語が遠慮なく掲載されているので、読み進めることが困難だと思います。

投資そのものも嫌になるかもしれません。

まずは、p215『ボーグルヘッズの10則』から読むことをオススメします。

ここには、投資に対する哲学(やさしい言葉でわかりやすく)が掲載されています。

この考え方は、非常に大事です。

中・上級者の方もここの10則を改めて考えてみて頂きたいです。

ここの「①実行可能な計画を立てる」だけをじっくり読んで、

投資について改めて考えてみてもいいくらいだと、思います。

「①実行可能な計画を立てる」を考える

「①実行可能な計画を立てる」の箇所に記載されている内容を簡単に言うと、

家計をしっかり見直すということです。ここは、非常に大事です。

投資をする前に、まず「家計の見直し」をすることは、最重要項目です。

家計の見直しについては、他の著者(両@リベ大学長)が書かれた書籍『お金の大学』を

まず読むことをおススメします。投資の基本的なことについても解説されています。

まずは哲学から

p215の『ボーグルヘッズの10則』の後は、

p183の 「特別鼎談 バンガード撤退後のインデックスファンドの未来」を読むと、

投資に対する著者らの考え方について、さらにわかりやすくなります。

その後で、目次を見てランダムに読まれてもよいですし、

できれば初めから読み進めてみてください。

分からない専門用語などは、ざっくりと読み飛ばしてみてください。

著者らの言いたいことの概略をまずはつかむことを目標としましょう。

投資に慣れてくるころに再度読まれると、より深く内容が分かると思いますが、

まずは著者らが考える投資の哲学的な考え方を理解された方が良いと思います。

投資用語についてある程度の知識をつけたい場合は、

先述した『お金の大学』の著者が運営されているブログ「リベラルアーツ大学」も

オススメです。投資やお金にまつわる有益な情報が得られます。

私は、この方のブログやYoutubeを視聴していくなかで、

「ETF」「オルカン」「信託財産留保額」「為替変動リスク」

という言葉に抵抗がなくなりました。

新NISA

『ほったらかし投資術』は、2022年3月に発行されているので、

新NISAについても詳しく説明されています。

私自身、新NISAのことががよく分かっていなかったので、

この書籍で色々な疑問点が解消されました。

以下は、私個人のちょっとした疑問が解決されたものの紹介です。

Q1. 新NISAの仕組みがわからない

新NISAは、2段構造になっています。

1段目が「つみたてNISA」で2段目が「NISA]です。

つみたてNISAを始めないと、NISAが出来ない仕組みです、

これは、つみたてNISAの方がNISAより推奨されているとも言えます。

初心者にとっては、優しいシステムです。

著者らが推奨する「ほったらかし投資術」は、まさに「つみたてNISA」で

実践できます。

Q2. 今の持ち株をどうしたらよいか

つみたてNISAの持ち株は、20年間経つと自動的に換金されるので、

どうしてもお金が必要にならない限り、そのまま放っておけます。

Q3. 価格が下がって売れない個別株をどうしたらよいか

NISAではないですが、買った価格より下がってしまって、売るに売れない個別株を

どうしようか悩んでいました。

これはそれぞれの考え方があって、正解はないのですが、私はこの書籍で得た知識から

自分なりに考えて「持ち続ける」ことにしました。

長期・分散・低コスト

本書のp192で山崎氏が提唱されている投資の3原則です。

長期・分散・低コスト」は、アクティブ投資をしていた私には、新しい言葉でした。

今となっては、投資をするにあたって外せない考え方です。

この説明は書籍にもありますが、金融庁のHP「NISA特別Webサイト」内にある

つみっぷオンライン(要旨その1)」にパネリストとして登壇された、

山崎元氏のプレゼン内容として紹介されています。

是非、こちらでこの内容も確認してみてください。

私としてはもっと早くに、この言葉に出会いたかったものです。

まとめ

私が個人投資を始めたのは、20年前です。

メディアや、本屋に並んでいる雑誌・書籍では、

「主婦が投資で3000万円」「快適!優待生活」みたいな言葉が並んでいました。

そういう時代でもありました。

私もこの言葉に釣られて投資を始めた一人で、色々な株を売り買いしていました。

やがてあのリーマンショックやコロナショックを迎え、

あまり投資に対して積極的ではなくなり始めたころに、

先ほど紹介した書籍『お金の大学』に出会いました。その著者のYoutubeを視聴するようになり、

そこで紹介されていた書籍『ほったらかし投資術』に出会ったのがきっかけで、

インデックス投資を始めるようになりました。

インデックス投資に切り替えることで、何が一番良かったかというと、

日々の心の安定を得られたことです。

アクティブ投資を行っていた時は、日々変動する株価に一喜一憂して

ストレスが溜まっていました。

インデックス投資では、まさしく「ほったらかし」でいいので、

まったく株価を気にしなくなったのです。

下がっていても気にしない、上がっていても気にしない。

週に1回(今では月1)、証券会社のサイトにログインするくらいです。

今回、ご紹介した2冊は以下です。

ご興味がある方は、読んでみてください。

最後に、ここまできて敢えて言いたいのですが、

投資を行うときは、誰かの言葉を妄信するではなく、参考に留めておいて、

自分の理念や考え方を定めてから、始められることをお勧めします。

そして、まずは少額から始めてみましょう(^^♪

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