爬虫類を飼育していると、生餌の確保に困ります。
まさしく生きているので、購入したものだと一週間位しか持ちません。
我が家でも、メンタル部分を克服した上で、いや半ば強制的に
生餌となる”コオロギ”を繁殖しておりますので、ご紹介したいと思います。
ちなみに”デュビア”という選択肢もありますが、そこはお好みで。
我が家の飼育風景
ヨーロッパイエコオロギ100匹を水槽で飼っています。
水槽の蓋は常時開けていますが、臭いもなく、逃げ出すこともないです。
コオロギ飼育のポイントは、「風通し」、「水分補給」、「湿度管理」、「掃除」です。
写真は、デッキに置いていますが、普段は家の棚の中に収めています。
たまごパックの向きに注目して頂ければ、参考になると思います。
準備するもの
ケース
ケースのおススメは、お家で用意しやすいものがいいと思います。
・衣装ケース: 軽い、多数飼育できる(1000匹)
・水槽 :プラタイプだと軽い、掃除しやすい
ちなみに我が家では、GEXの水槽を使用しています。(100匹くらい飼えます)
温度・湿度計
コオロギ飼育には、水が不可欠ですが、湿気が嫌いなので温度と湿度の管理が必要になります。
最適温度: 25~30度 (15度以下はコオロギにとって命の危険が)
最適湿度: 30~70%
たまごパック
”紙製のたまごパック”が、コオロギの隠れ家にもなり、エサにもなります。
前述した写真でたまごパックの組み立てを、四方を囲むようにすると、
コオロギが外にでないで、パックのくぼみの中で納まっていてくれます。
スーパーであまり見ることがなくなった紙製のたまごパックは、
昆虫飼育用にネットで簡単に手に入ります。
スポンジ
生け花とかに使われているスポンジがいいです。
水を含ませやすいので、水分補給用になります。
このスポンジ、産卵床にもなります(^^)
100均でも簡単に手に入ります♪
エサ
コオロギ用のエサは、昆虫ゼリー、粉末のエサ、カルシウムです。
昆虫ゼリー
我が家で一番よく食べてくれるのが”KBファームのプロゼリー”です。
ゼリーカップを半分に切って使うので、こちらのカッターを
おススメします。
粉末のエサ
色々ためしてみて、一番食いつきが良かったのが、
”イエコオロギフード”でした。
粉末カルシウム
コオロギにカルシウムを与えると、それを食べる爬虫類へのカルシウム管理にも
つながるので、カルシウムも与えます。
我が家では、卵の殻を乾燥させて粉末にしていますが、
面倒なときは、購入しています。
イエコオロギ
準備が揃ったら、やっとコオロギの登場です。
ペットショップで購入することもできますが、
100~1000匹単位だと、ネットでも安く手に入ります。
掃除
コオロギを快適に飼育する鍵は、”掃除”です。
コオロギは、臭いでも生きていくことが難しいので、
飼っている人間のためにもこの臭い対策が大事になります。
プラ素材のケースだと、この掃除がしやすいです。
1.”たまごパック”をそのまま持ちあげて下に置く。
2. その他の用品もケースから出す。
3. 数匹のコオロギと食べかすや排泄物、死骸が残る。
4. ケースを傾けて、残ったコオロギを片方によせて、反対側を掃除する。
5. 同様にもう反対側を傾けて掃除する。
こうすれば、残ったコオロギの脱走を気にすることなく掃除完了です(`・ω・´)ゞ
まとめ
爬虫類飼育に不可欠な生餌を、自分で繁殖させると、コスパがあがります。
コオロギの飼育は、冬場は難しいので春から秋がおススメです。
飼育環境が快適であれば、どんどん繁殖していってくれるので、
爬虫類たちに遠慮なく生餌を与えてあげることができます。
是非、チャレンジしてみてくださいね(^_-)-☆