ウサギを初めてお迎えする方法 

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ウサギ

ついに我が家もウサギをお迎えすることになりました。

すでに文鳥4羽、フトアゴヒゲトカゲ、ロシアリクガメ、ザリガニ、イモリ、カナヘビと

飼っているので、ウサギを飼うことを決心するまでに、ほぼ1年かかってしまいました。

我が家でウサギを飼うのに時間がかかってしまっていた理由と、実際に飼ってみた感想をこちらに

掲載します。同じく迷っている方の参考になればと思います。

ウサギを飼うのにハードルが高かった理由

部屋の場所をとる

ウサギのケージはそれなりに大きいので、場所をとります。

またそれ以上に部屋で放して遊ばせるときも、かなりの広さが必要で、

スペースを確保するのが難しいと感じていました。

トイレのしつけができない

ウサギは、小さいコロコロとした糞を一日に大量にします。

この糞は無臭なのですが、おしっこがかなり臭いです。

一般的にトイレのしつけができないと言われるウサギを放して遊ばせるときは、

かなり予防した状態が必要だと聞いて、衛生的な不安がありました。

病気にかかりやすい

個体差はありますが、一般的に病気にかかりやすいと言われています。

一番かかりやすい病気は、胃腸の疾患です。

ウサギは骨折しやすいとも言われていて、病院にかかった時の

費用が気になっていました。

対策を取って飼う

さまざまな理由でウサギを飼うことを諦めていたのですが、色々と対策を考え、

飼えるのではないだろうかと、家族で何度も話し合いをしてきました。

飼うことになった一番の理由は、思春期を迎える子どもの情操教育や、

獣医師を目指すという子どもの夢を応援したいという気持ちがあり、

子どもたちが飼いたいと思っている時期に飼ってあげることに、

意味があると思ったことです。

ウサギの種類

「ウサギを飼う」という方向性が決まると、どの種類にするのかという新しい

課題がでてきます。見た目もありますが、飼いやすさなども種類によって

多少違ってくるみたいです。

ネザーランドドワーフ

小柄で人気の品種です。

人懐っこく、初心者向けと言われています。

他の品種に比べてアゴが小さく、不正咬合になりやすいとも言われています。

『ピーターラビット』のモデルとなったウサギさんです。

ホーランドロップ

こちらもウサギの中でも小さい品種になります。

たれ耳が特徴のロップイヤーと小型のネザーランドドワーフが

かけあわさっています。

同じく人気の品種で、比較的おとなしい性格で飼いやすいと

言われています。

ライオンヘッド

ライオンのたてがみのような毛が特徴的です。

ライオンラビットと多品種をかけ合わせているので、

かけ合わせた品種によって個体差が大きいです。

見た目の可愛さや好みの色といった事も飼うときのポイントに

なりますが、ペットショップの店員さんやブリーダーさんといった、

実際にお世話で接した方から、性格や日々のお世話の仕方を聞いて

選ぶ方が良いと思います。

上記の3種類のウサギさんたちは、実際に同じペットショップで売られていた仔たちです。

飼う前提で抱っこさせてもらったり、世話をする際の注意点などを伺ったりしたのですが、

結局、どの仔も可愛くて最終的に選ぶことができませんでした。

価格

変動するので一概には言えませんが、2022年2月現在では大体以下の通りです。

一般的なミニウサギで1万円台、それ以外(上記にあげた3種)は、3万円台です。

血統付きは6万円~、大型品種では10万円以上にもなります。

お迎えは仔ウサギがいい?

この質問を色々な方にしてみましたが、

お迎えするウサギさんは、仔ウサギの方がいいという方と、

成長したウサギの方がいいという方とに分かれるので、

結局は自分たちで判断することになりそうです。

仔ウサギ派

仔ウサギからお迎えした方がいいという意見。

・「抱っこ」にこれから慣らしていくことができる

・トイレもこれから覚えていく可能性が大きい

成長したウサギ派

成長したウサギさんをお迎えした方がいいという意見。

・人に慣れているウサギさんが多い

・性格が前もって分かっている

・トイレのしつけができているか見極められる

ネザーランドドワーフの仔ウサギ

3軒のペットショップを毎週末見てまわること1年間。

やっと出会いがありました(*´▽`*)

2か月のネザーランドドワーフの仔をお迎えすることにしました♡

他の検討していた仔と同じく、丁寧にお世話されていたので、

性格や人馴れ度は問題なかったです。

決め手は、頬の毛が他の仔より長いことで、より可愛さが

際立っていたことでした(#^^#)

ペット保険は必要か?

購入時に必ず勧められるペット保険ですが、こちらも世間では賛否両論です。

そして我が家は、ペット保険反対派です。料金の割に補償範囲が狭いからです。

ペット保険に入る前に、対象となるペットのかかりやすい病気や

実費でどのくらいかかりそうかを大体把握しておく必要があります。

我が家では、仔ウサギを飼ったことがないことと、実際に入ってみて1年間どうだったかを

体験することができると思い、今回は入ることに決めました。

アニコム損保

生体をお迎えする初日にしか入れないペット保険です。

以下、主な注意点のみ記載します。

自動継続

保障は1年間です。

以降は自動継続となるので、解約するときは継続の3か月前くらいを目安にします。

保険金を使うと保険料があがる

車両保険と同じシステムと考えると分かりやすいです。

保険金を使うと、次年度の継続時に保険料が値上がりする仕組みです。

健康診断や避妊手術には使えない

人間と同じで健康診断には使えません。

また、妊娠・出産にかかわる費用、去勢・避妊手術には使えません。

不正咬合には使えない

ネザーランドドワーフがかかりやすいと言われている不正咬合も、

保険適用外です。

他の割安な保険もある

色々な比較サイトで検討してみることも大事だと思います。

アニコムは、生体購入時に店舗でしか入れないらしく、

購入時に説明を聞いて、慌てて判断するよりも、お迎えする前に

ペット保険について家族で決めておいた方がよさそうです。

窓口精算できない病院もある

病院によって窓口精算できない保険会社もあります。

窓口精算とは、保険証を提示することで保険金を差し引いた負担額だけ支払うことです。

できない場合は、全額負担しておいて領収書等の書類を保険会社に提出することで

後から保険金をもらいます。

健康診断

仔ウサギは、お迎えしたら1日も早く病院で健康診断を受けることを

おすすめします。

基本的に環境の変化に弱く、特に胃腸の病気にかかりやすいことから、

病院で健康診断を早めに受けておくことがよいでしょう。

我が家の場合は、お迎え2週間で健康診断を受けました。

特に健康上問題はなく、爪も伸びてなかったので、費用は

1000円程度で済みました。

大体、3~4か月間隔で健康診断を受けるのが良いそうです。

爪切りも健康診断のタイミングでお願いできるようでした。

飼育用品

ウサギをお迎えするのに最低限必要なモノをまとめました。

ケージ

三晃商会の「イージーホーム80 ローメッシュ」です。

*仔ウサギでも3か月ほどで大きくなるので、サイズの大きいものが

 おススメです。

*網の幅がせまいので、ウサギの口が入らず、金属を噛むことによる

 歯の損傷を防げます。

*糞きりの底網は、仔ウサギのうちは、足が挟まってしまって危ないので、

 上にバスタオルを厚めに敷いてます。

巣箱

三晃商会の「ラビットハウス」です。

ウサギが中でくつろいだり、かじって遊んだり、上に乗ったりします。

トイレ

三晃商会の「フィットパン」です。

よく三角形のトイレをオススメされるのですが、

実際このLサイズのフィットパンを使って良かったです。

(あくまで我が家の実体験に基づく個人的な感想です)

使ってみた感想

・ゆったり広めなので、ウサギが中で落ち着いています。

・トイレのしつけができていないと言われていましたが、

 お迎え初日からこのフィットパンでトイレができてしまいました。

 お部屋で遊んでいるときも、ケージに入ってこのトイレを使ってくれています☆

・ケージと同じく底網は使わずに床材を敷いてます。

トイレ用床材

フレッシュニュースというブランドの床材です。

新聞紙から作っていて、水分吸収バツグンです。

汚れた部分だけスコップで取って捨てられるので、便利です。

ステージ

三晃商会の「イージーホーム用樹脂ステージ」です。

ここでよく昼寝しています。

木製もあるので試してみたいです。

エサ入れ

三晃商会の「ハッピーディッシュ」です。

ペレットやペースト状のエサを入れます。

安定性のある陶器だとひっくり返されないで良いです。

牧草入れ

アドメイトラパンの「ポタリ―チモシーキープ」です。

こちらも陶器でしっかりしているので安定性があります。

給水ボトル

三晃商会の「アクアチャージャー300」です。

汚さずに綺麗に飲めるのですが、獣医師からは、

この給水タイプはウサギにとって、あまり好ましくないと言われました。

良くないと思われている点。

・飲み口を清潔に保つことが難しい。

・水を飲む体勢がウサギ本来と違うために飲みにくい。

まだ試してはいませんが、オススメされているのはお皿で飲めるタイプです。

三晃商会の「ディッシュドリンカー350」の場合、イージーホームのケージに取りつけ可能です。

ケージカバー

夜のおやすみタイムにかける、イージーホーム80専用のカバーです。

防水カバー

イージーホーム80専用の3面カバーです。

ケージが全て網になっているので、万が一の飛び散り防止カバーです。

電気ヒーター

ペティオの「ペットのために電気ヒーターS」です。

ケージに外に取り付けられ、表と裏面で温度設定が違うので

季節によって使い分けできます。

キャリーケース

健康診断に連れていくのに必要になります。

普段からケージの横に置いて慣れてもらっていた方がいいので、

お迎えと同時くらいに購入しても、早すぎるということはないです。

三晃商会の「ライトキャリー」です。

天井扉が大きく開くので、ビビリのウサギさんでも、病院で

キャリーから出しやすい構造になっています。

専用のキャリーカバーもあれば便利です。

エサ

牧草

不正咬合を防ぐためにもメインとなるエサです。

成長過程に合わせて変えていく必要があります。

生後半年までは、アルファルファ中心のチモシーがおすすめです。

OXBOWの「アルファルファヘイ」です。

生後半年以降は、チモシーの割合を増やしていきます。

1歳までにチモシーのみに変更していきます。

OXBOWの「ウェスタン チモシーヘイ」です。

ペレット

牧草と同じく生後半年までは、アルファルファ主原料のペレットを与えます。

OXBOWの「エッセンシャル ヤングラビットフード」です。

生後半年以降は、チモシー主原料のペレットに替えていきます。

OXBOWの「エッセンシャル アダルトラビットフード」です。

乳酸菌

胃腸が弱くなりやすいので、1日3粒ほどの乳酸菌を与えます。

アリメペットの「小動物用 手づくり乳酸菌タブレット」です。

ビタミン剤

水に混ぜて補給するタイプのビタミン剤です。

三晃商会の「小動物用栄養補助食品マルチビタミン小動物」です。

まとめ

ウサギを実際に飼うことになって、本を読むだけでは分からなかったことを

たくさん経験できました。

費用(初期費用で10~15万円位)もかかりますし、やはり飼うのは大変という思いはありますが、

それ以上に、他のペット同様に家族に癒しを与えてくれる存在であることは間違いないです。

こんなリラックスした姿を見せてくれるだけで、我が家の幸せが一つ増えました。

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