健康診断で血糖値を指摘されると、糖質のことが気になってしまい、これまでのように
好きなものを好きなだけ食べるスタイルに不安を感じてしまいます。
でも、糖質のことを正しく理解していれば、必要以上に食べることを恐れないですむのでは
ないでしょうか。
ここでは血糖値の上昇を抑えるのに効果的と言われている食材のうち、酒粕と豆に注目しました。
私が気に入っている料理本や商品、実際に作ってみた料理を紹介しています。
(詳細なレシピは、著作権の問題もあるので掲載控えました)
参考になった書籍
『医者が教える食事術 最強の教科書』
糖尿病専門医の牧田善二氏が書いた『医者が教える食事術 最強の教科書』です。
血糖値が気になってすぐに購入しました。
本の構成が優れていて、とてもわかりやすく読みやすいです。
気になる食材について目次別に端的に書かれているので、
「チョコレートってどうだったっけ?」という時にも、
目次からさっとひいて調べることができるため、使い勝手がいいです。
『酒粕のおいしいレシピ』
蔵人であり料理家のなかじ氏が書いた『酒粕のおいしいレシピ』です。
血糖値を下げる役割もしてくれる酒粕ですが、料理があまり得意でない私には
ハードルの高い食材です。
なかじ氏の本では、和洋中の料理に酒粕を使ったレシピが満載で、
この私でも手軽に作れそうです。
『フムス HUMMUS 豆のペーストレシピ70』
各国料理研究家であり栄養士かつ味噌ソムリエの佐藤わか子氏が書いた
『フムス HUMMUS 豆のペーストレシピ70』です。
フムスとは、ごく簡単に言うと豆をペースト状にしたものです。
豆料理といえば煮豆しか作ったことがなかったので、
豆がドレッシング代わりにもなると知って作ってみたくなりました。
豆にも血糖値を下げる役割があるそうなので、ぜひ活用したいと思います。
酒粕
酒粕でホワイトソース
ホワイトソースと言えば、小麦粉、牛乳、バターのイメージがありますが、
なかじ氏にかかると、米粉、豆乳、酒粕でできてしまいます♪
ヘルシー感満載なのに、牛乳とバターで作るホワイトソースと同じくらい濃厚です。
酒粕ホワイトソースで作るクリームソース
酒粕のホワイトソースをベースにして作るパスタ用クリームソースです。
なかじ氏のレシピから少しアレンジして、ブロッコリーを使ってみました。
使用しているパスタは、豆から作られた「ZENBヌードル」です。
下記の「豆」でZENBヌードルのことを紹介しています。
酒粕の風味が隠し味のように効いていて、濃厚で美味しかったです。
ZENBヌードルがクリームソースとよく絡んで相性バッチリです。
酒粕で白和えのもと
白和えと言えば、砂糖を使うのが定番ですが、なかじ氏にかかれば、
砂糖を使わず、豆腐に酒粕と白みそで出来ます。
豆腐の水分をしっかり切っていれば、冷蔵で3日もつそうです。
にんじん、大根の白和え
酒粕の白和えのもとを使って作る、なかじ氏考案の「にんじん、大根の白和え」を作ってみました。
本来なら松の実をフライパンで炒るのですが、
炒るのを忘れてしまったので、写真の松の実は生です。
味は、ほんのり酒粕の風味があり、さっぱりしています。
松の実が生だったので、少々物足りなさを感じました。
松の実は、レシピ通りきちんと炒った方がアクセントになると思います。
いりごまで代用できそうです。
まーみなすーねー
沖縄県で結婚式のときにでる料理だそうです。
ゆがいたもやしに酒粕と練りごまであえてます。
なかじ氏のレシピでは、白ごま使ってました。
こちらも酒粕の風味がほんのりとあり、お酒のあてにもよさそうな一品でした♪
酒粕アイスクリーム
まさかの酒粕でアイスクリームです。
砂糖も牛乳も卵も一切なしです。
豆腐、白みそ、酒粕、みりんをベースに作ってます(*^_^*)
子どもたちには、全くダメでした。
濃厚な豆ベースのアイスといった感じでしょうか。
健康にはよさそうです。
酒粕納豆醤(さけかすなっとうじゃん)
酒粕と納豆をベースにした中華風のソースといった感じです。
全ての材料をフードプロセッサーで混ぜます。
本当に納豆が入っています。
塩からい感じですが、風味豊かです。
保存容器で1か月持ちます。
酒粕納豆醤のきゅうり炒め
きゅうりと松の実を炒めて酒粕納豆醤と絡めて作りました。
なかじ氏のレシピでは、カシューナッツを使用しています。
これは、めちゃくちゃ美味しかったです。
子どもたちも大喜びでパクパク食べてました(^^♪
豆
100%豆の麺 ZENBヌードル
こちらは、豆でできたパスタはないかと検索していてたどり着いた商品です。
『ZENBヌードル』は、黄えんどう豆100%で作られている麺だそうです。
黄えんどう豆は、欧州などで伝統的に食べられている豆で、糖質が少なく、
タンパク質と食物繊維が豊富です。
今回は、パスタとして使っていますが、スープや具材で和洋中の使い方ができます。
主食の常識を変える-新主食は豆100%ヌードル|ZENB(ゼンブ) 公式通販
見た目は、全粒粉パスタに似ています。
下の写真は、茹でただけのZENBヌードルです。
通常のパスタよりもちもちとした感じがあります。
茹で上げた直後の感触は、ラーメンの麺という感じがしましたが、
ソースとよく絡むので、オールマイティに使える感じがします。
継続利用したら無料でソースついてきた
ZENBヌードルは一度購入したら、自動で継続利用になるのですが(2回目からでも解約可)、
2回目の利用時に、今回は無料でソースがついてきてました(*^_^*)
中華風のソースと作り方がついてました。
どうやら、フライパン一つで簡単に作れるようです。
実際に作ってみました♪
別鍋で麺を茹でておく手間が省けて、調理が楽でした。
味は、あっさりしていて優しい味付けのソース焼きそば風な感じでした。
ZENB特有のもちもち麺がよくソースに絡まっていて、美味しかったです。
ZENBヌードルには、ソース等も販売されていますが、
どれも無添加なので、安心して食べられるものだと思います。
大豆フムス
乾燥大豆から作るやり方もありますが、今回は、缶詰になっている蒸し大豆から作りました。
大豆、練りごま、ごま油、塩、しょうゆをフードプロセッサーにかけます。
材料をフードプロセッサーで回して出来上がりです。
水分の量は調節できるのですが、少し固めにしています。
食べた感じは、ピーナッツバターのようでした。結構濃厚です。
大豆フムスでトマトサラダ
トマトの上に、大豆フムスと青のりと桜エビをふりかけてみました。
フムスが濃厚なので、野菜と相性ピッタリです(*^_^*)
大豆フムスでトースト
油揚げの上に大豆フムスを塗り、マヨネーズと長ネギを合わせてのせ、
最後に溶けるチーズをのせてトーストしてみました。
味全体は美味しくて子供らに好評でしたが、油揚げのしっとり感が残ったのが気になりました。
先に油揚げをフライパンでカリカリに焼いておくか、オーブンの温度を高めに設定すれば、
もっと油揚げがカリカリして美味しかったと思います。