こんにちは、小学生から文鳥を飼い始めてからずっと文鳥と共に人生を歩んでいる さくらぶんた です。
こちらの記事に来てくださり、ありがとうございます(*^^*)
今回は、文鳥の多頭飼育、特に同じケージ内での飼育についてご紹介したいと思います。
(あくまで我が家のブンチョーズを参考にした見解になります)
文鳥は、警戒心の強さから、多頭飼育が難しいと言われることがあります。
私も経験上、1つのケージに成鳥した文鳥を飼うことの難しさを知っています。
時には、命に関わることもあります(´;ω;`)
それでもやってみたいと思うのは、同じケージに入って頂くことで、ケージの数も節約できますし、掃除の手間も省けますので、完全に飼い主側の都合にはなりますm(_ _)m
仲良く一緒に入っている姿も可愛くて癒やされますしね(*^^*)
できるものなら、やってみましょう!
結論から言いますと、文鳥のそれぞれの個性を飼い主がきちんと見極めてあげると可能です♪
文鳥の性格

文鳥は、警戒心の強さも特徴的ですが、嫉妬心もそれ以上に強いです。
特に手乗り文鳥にとって、恋するパートナーは飼い主さん💛
誰よりも独占したい気持ちがより強くなります。
その嫉妬心は、飼い主への攻撃につながることも……
2羽同時に放鳥しているときに、1羽をナデナデしていると、もう1羽からは容赦ない嫉妬の噛みつき攻撃を喰らいます(要注意‼️)
我が家では、放鳥時にブンタ(桜♀)とギンノスケ(シルバー♀)が、右肩と左肩にそれぞれ乗ってきますが、同じ肩に2羽ならんでとまっていることは、絶対にないです。
ボス的存在のブンタが必ずギンノスケを追いやります。
ある一定の距離を超えてしまうと、喧嘩が始まります💦
経験上、文鳥は警戒心、嫉妬心、上下関係をかなり主張してくる鳥さんだと思います。
時期を待つ

実は、この関係性は時期とともに変化します。
なぜなら文鳥は、年齢を重ねるごとに賢くなる生き物だからです。
我が家のブンタの場合、成長とともにさらにボス感が増してくると、嬉しいことに包容力がついてきました👍️
放鳥時にギンノスケと一緒に並んでエサがつつけるようになったのです👏
横にいても相手を気にしないで、エサを食べることができたり、お互いに鳴きあったりする姿が見られるようになります。
同居を考えている場合、これが同居OKのサインになります☆彡
まずは練習

とはいっても、いきなり同居するのは、やはり避けましょう。
まずは練習から入ります。
ここで注意が必要なのは、力が強い方のケージに弱い方を入れます。
我が家では ブンタ > ギンノスケ なので、
ブンタのケージにギンノスケを入れて様子をみることにしました。
ブンタからの攻撃(ツッツキ)やクチバシを開いての威嚇が始まると、すぐに中止します。
この状態が見られる場合、しばらくは同居は❌️です。
だんだんとお互いに慣れてくると、相手がケージ内のどこにても気にせずに、普段どうりに落ち着いてくるようになります。
この相手のケージに入れて遊ばせる練習を、初めは大体1〜5分くらい。
少しずつ時間を伸ばしていって、1週間くらい続けました。
(この間隔はあくまでブンタとギンノスケのパターンですが参考まで)
この1週間の練習を無事に終えたら、次の日から同居させてみようと思っていたのですが……
なんと練習最終日に、放鳥後のケージ戻り(我が家の文鳥は自分でケージに戻る)の際に、ギンノスケがブンタのケージに帰っていき、そのまま仲良く同居となりました(*^^*)
✅️ 力が強い方のケージに弱い方を入れる(目は離さない)
✅️ 互いに無視している状態で◎
同居成立後の注意点
ブンタとギンノスケは、この方法で無事に同居成立できました🎊
ここで注意しないといけないのは、エサが食べれているか(特に弱い方)、羽繕い(リラックスしている状態)できているか、水浴びができているかなど、様子を観察することです。
しばらくは毎日、体重計でチェックすると万全だと思います。
また、餌や水などの減りが速く、汚れもいつもの2倍になることも注意してあげてください。
可能であれば、餌入れや水入れを2個ずつ用意してもいいですね💡
✅️ 餌は食べれてるか
✅️ 体重は減っていないか
✅️ 水浴びができているか
組み合わせは自由に変更
一度ルームメイトが決まっても、成長に合わせて難しくなってくることもあるので、日々の様子は気を付けてあげましょう。
同じように、モンキチ(シナモン♀)とハク(白:幼鳥)の同居を試みましたが、難しかったです。
ビビりのモンキチがパニックになると、ハクもパニックになってしまうので、2羽で大パニックになってました💦
こうなると、組み合わせ変更です。
モンキチの相手を、どっしり落ち着いているボスのブンタにしました。これは、無事に成立。
ハクの方は、ギンノスケでトライしてみました。こちらはやんちゃ同志ですが、意外と同じケージですんなり入ってくれたので、こちらも成立。
後にハクが♂ということが判明して、この2羽はペアになりました(*^^*)
それぞれの性格が違うので難しそうですが、文鳥のことをよく観察できるので、面白いですよ😉
繁殖の可能性
ハクとギンノスケのように、同居がオスとメスだった場合、繁殖の可能性もあります。
繁殖を好まない場合は、オスとメスの同居は、当たり前ですが避けましょう。
ハクの場合は、幼鳥でまだ性別もわからない(繁殖能力がない)時期でしたので、同居も気にせずさせてました。
オスは成長とともにさえずりが始まるので、繁殖がNGの場合は、さえずりが始まる頃に、オスとメスの同居は解消して、別々のケージに戻すようにしましょう。
同居成功

ギンノスケ(画面左)とハク(画面右)です。
落ち着いていますが、この2羽はよく鳴くので、少々騒がしいケージになっています。

モンキチ(画面左下)とブンタ(画面右)です。
足や目の機能が弱いモンキチは、ほぼ下の段で過ごしています。
豆苗も下の段と上の段にそれぞれ設置していますが、下の豆苗を2羽で仲良くつついている姿をよく見かけます(*^-^*)
まとめ
文鳥、特に手乗り文鳥は飼い主大好きさんなので、無理に多頭飼育しないで、1羽で飼ってあげる方が、もしかしたら、文鳥さんにとって幸せなのではと思います。
我が家のように多頭飼育(文鳥のカラーを楽しみたくて)している場合、基本は別々のケージで、放鳥も1羽ずつ個々に遊んであげることが望ましいです。
相性が悪くなければ(喧嘩しなければ)放鳥も一緒にできますし、同じケージ内で一緒に買うこともできます。
本当にこれは、文鳥さんの個々の性格によりますね。
多頭で遊んでいる姿も可愛いですよ♡

これからも飼い主さんと文鳥さんとの幸せを願って、記事を書いていこうと思います。
最後までおつきあいくださり、ありがとうございました🍀
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