胃カメラはどっちがいい? ~ 経鼻か経口タイプか ~

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人間ドックの検査結果で「要精密検査」と記載されていたら、

不安になります。

その精密検査で、図らずとも2つのタイプの胃カメラを

続けて2回もするはめになってしまいました。

この苦しかった経験が、誰かの参考になることで、プラスになればと

こちらに残しておきます。

タイトルに対する私の結論は、どっちも二度と嫌だけど、

小柄な体形の方は、経口(静脈麻酔で)タイプの胃カメラをおススメします。

人間ドックを受けよう

毎年私が受けている健康診断は、ごく簡易的で検査項目が少ないタイプでした。

年齢的にもこの簡易的な健康診断に不安を感じ、

半額の補助金がでることを自分で調べて知ったので、

人間ドックを受けることにしました。

そのおかげで、自分の体の現状を知ることになったのです。

雇用主からは、こういった(補助金制度など)情報があまりこないので、

自分が加入している健康保険は、自分で調べる必要があります。

私の場合、人間ドックにかかった費用が4万5千円。

加入している健康保険からの補助金が2万円でした。

結果、自己負担額は、2万5千円でした。

検査当日に要精密検査の宣告

人間ドックの検査項目に「医師による診察」(検査機関によって項目名は異なる)を

入れておくと、検査当日に結果が分かるものは、その日のうちに教えてもらえます。

胃のレントゲン検査であれば、ポリープの形状が画像から判断できるので、

すぐに要精密検査を言い渡されました。

ちなみに、良質と思われるポリープは、レントゲンの画像からでも形状が綺麗な丸です。

懸念されるポリープは、形状がイビツな形をしています。

私の場合、両方ありました。

人気の病院は1か月待ち

胃のレントゲン検査で要精密検査となれば、次は「胃カメラ」です。

こうなれば何としても、腕のいい医師がいる病院を探します。

だって、「胃カメラによる苦痛は絶対に避けたい」からです。

ここで問題になるのは、病院によっては、扱っている胃カメラの

タイプが異なるということです。

その点は、ネットや電話で確認しまくりました。

ここで分かったことは、口コミで人気の病院は、

胃カメラ検査だけでも1か月待ちということです( ;∀;)

悪性かもしれないポリープが体の中にあると思うと、

どこでもいいから、1番早く予約がとれる病院にしました。

そこは、たまたま経鼻タイプの胃カメラを扱う病院だったのです。

経鼻タイプもオエッとなる

経鼻内視鏡をする前の私の勝手なイメージは、

「痛くない」

「オエッとならない」

経鼻内視鏡を経験した後のイメージは、

「鼻が痛い」・・・小柄なせいか、鼻腔が狭く麻酔ゼリーをしても痛かったです。

「鼻血が出る」・・・検査後、鼻血がしばらく止まらず困りました。

「オエッとなる」・・・検査中も3回くらいオエッとなる。
           検査後も麻酔ゼリーが喉に残っていたため、
           ゼリーを全部吐き出すまで、オエッてなってました。

転院となり経口タイプで検査

最初の病院で胃カメラの検査と同時に、悪いポリープは、

サクッと取ってもらえるものだと思っていたのですが、

摘出が必要と判断されたポリープがかなり大きかったために、

総合病院で摘出することになりました。

そして、紹介された総合病院には、経口タイプの胃カメラしかなく、

経口タイプに苦手意識がある私は、心も折れそうになってました(T_T)

静脈麻酔も危険

経口タイプの胃カメラは、静脈麻酔で寝ている間の

検査でした。

その点では、寝ている間の検査なので、検査中の

苦しさは一切なく楽でした。

ただ……

普段から低血圧の私。

どうやら検査中に低血圧を引き起こしていたらしく、

かなり危険な数値だったそうな💦

おかげで検査後の吐き気とめまいは、帰宅後も続きました。

楽だと思った静脈麻酔も、苦手になりそう。

生体検査をした後は安静

今回は、ポリープを摘出する前の生体検査だったのですが、

ポリープに傷がつくので、検査後2日くらいは安静です。

結局、検査の日と併せて仕事を2日休むことになりました。

医師による見解の違い

今回、人間ドックの医師も含めて3人の医師に判断してもらったのですが、

ざっくりと言うと、最初の2人は、大きかったポリープの摘出を推進派。

最後の医師は、摘出反対派でした。

反対の理由は、悪性ではなかったので持っていても大丈夫であることと、

そもそもポリープが大きすぎて、摘出後の出血の方が心配であったことです。

そして、最後の医師から話を聞いた限りでは、

こういったポリープの扱いについて、医師の間で見解が分かれるそうです。

私の場合、たまたま3人の医師に意見を聞けたのですが、

今回のことを経験して、セカンドオピニオンが大事だと思いました。

まとめ

あくまで私の意見ですが……

経鼻タイプの胃カメラの場合

メリット

・検査当日に付き添いが不要なので自分で検査に行ける

・痛みを感じない人の方が圧倒的に多そう

・検査時間も短くて済む

デメリット

・鼻腔が小さい方は、痛み、鼻血に悩まされる

・麻酔ゼリーを使用する場合、喉への違和感で吐き気がする

経口タイプの胃カメラの場合

メリット

・静脈麻酔で寝ている間に検査できる
(病院によっては、静脈麻酔をしない選択肢もあります)

デメリット

・静脈麻酔による副作用がある

・送迎の付き添いが必要になる

最後に、移住先での病院選びはなかなか難しく、検索サイトや知り合いの口コミで

調べても、実際に自分が体験してみないと分からないことが多いです。

検査が楽かどうかより、最終的な目的を考えると、良い医師に出会えるかどうか、

にかかると思います。そういった意味でも、少しでも不安があれば、

自分でセカンドオピニオンを求めて行動することが大事になります。

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