銀之助(シルバー文鳥♀)とハク(白文鳥♂)の間に雛が産まれました(#^^#)
ペアになって4回目の産卵でやっと親鳥になったようです。
雛が産まれて慌てたのは飼い主の方です。
色々調べたことを雛の成長とともにまとめてみました。
無精卵かどうかの見極め
銀之助にとっては、4回目の産卵で有精卵になりました。
これまでは全て無精卵でした。
産卵後16日前後で雛が産まれるので、その頃になると明るい電灯などで
卵を透かしてみると、有精卵であれば赤い血管が確認できます。
もし確認できない場合は、無精卵となります。
ずっと抱卵していることも体力を消耗するので、2羽ともに放鳥している時に
こっそり処分してあげた方がよいです。
最初は卵を探しますが、そのうち忘れて、また発情期に入ります。
雛が小さすぎて産まれたことがわからない
ずっとペアで交代しながら抱卵しているので、卵は常に隠れています。
そのため、実は1羽目が産まれたことに飼い主は全く気づきませんでした。
それが抱卵して16日目に、よ~く耳をすませるとか細い声で「ピーピー」と鳴き声が
聞こえてきました。
銀之助の足元で小さいクチバシが見え、ようやく雛が産まれたことが分かりました(*´▽`*)
卵は全部で5個でしたが、1日1個産んでいた通りに、1日に1羽の雛が孵化していきました。
下の写真は、4羽の雛とこれから産まれる残り1個の卵(ひび割れてます)です。
そして、5羽全部揃いました。
保温が大事 放鳥も水浴びもNG?
雛の最適温度は28~30度です。
親鳥が常に温めてくれているのであれば大丈夫なのですが、
我が家の親鳥は手乗りなので、放鳥もしたいようです。
2羽ともに放鳥してしまった場合を考えて、雛には保温球を使用しています。
水浴びに関しては、文鳥の飼育本によっては雛が濡れるといけないので、育雛中の水浴をさせないように、水浴び器を外すように書かれています。
我が家は、放鳥も水浴びも、親鳥の判断にまかせたいので、そのままにしています。
交代で水浴びもしていますが、しっかり体を乾かしてから雛と接しているようなので、特に気にすることはなさそうです。
育雛中のエサ
親鳥がペレットを食べているのであれば、いつも通りペレットと青菜(豆苗)、
ボレー粉で大丈夫だと思います。
我が家は、飼い主が慌ててアワ玉を入れてしまったため、親鳥がアワ玉ばかり
食べるようになってしまいました。
しかたなく、アワ玉に粉砕したペレットを混ぜたものを与えています。
普段、シードを食べている文鳥さんであれば、雛が産まれたときにシードにアワ玉を
混ぜて与えるのが良いそうです。
雛(5羽)と親鳥(2羽)分の餌となると、すごい量になります。
1日の消費量が激しいので、この時期は常に餌箱を確認して、補充をしてあげましょう。
育児放棄もある
何らかの理由で親鳥が育児放棄することがあるようです。
必要以上に人間が巣の中を覗いたり、放鳥したり、オスが発情したり等、理由はさまざまです。
手乗り文鳥の親鳥は、色々と人なれしている分、少々の物音やカゴの掃除など、
結構平気のようです。(あくまで我が家の文鳥たちの場合)
産まれたての雛は口も小さく、親鳥が口移しに細かくエサやりしなければ、
人間の手でエサやりすることは不可能だと思いますので、親鳥の育児放棄は
避けたいです。そのためにも、なるべく親鳥を刺激しないように、
そっと見守ってあげましょう。
巣引き
手乗り文鳥にしたい場合は、生まれてから16-20日くらいで巣引きするのが良いと言われています。
フゴなどに入れて、人間が親鳥の代わりにエサをやります。
巣引き前に準備するものとして、「フゴ」と「エサやり用のスポイトと容器」が
必要になります。
フゴ(巣の代わりになるものです)
雛を入れるとこんな感じです。
雛がお互いに寄り添いあってます。
エサやり用のスポイトと容器
まとめ
長年文鳥を育ててきましたが、雛が産まれたのは初めての経験で、正直こちらの方が慌てました。
親鳥になった文鳥たちは、完全に子育てモードに切り替えて、自分たちのやり方でしっかり雛を育てています。
可愛い雛を近くで見られることは、子どもたちにとっても、またとない貴重な体験ですので、
繁殖後の計画もきちんと考えた上で、文鳥を飼う楽しみのひとつに、繁殖も考えてもいいと思います(*^^*)